誰でも使えマウス! 「PowerToys」に新しいアクセシビリティ機能が実装へ
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マウスカーソルの一に縦横十字の補助線がパワーユーザー向けの生産性向上ツールパック「Microsoft PowerToys」には「マウス ユーティリティ」(Mouse utilities)というツールが含まれており、「Mouse utilities」は、[Ctrl]キーを2回押すとマウスカーソルの周辺をハイライトしてくれます。モニターの枚数が増え、解像度も飛躍的に向上したたせいか、最近マウスカーソルを見失うことの多くなった筆者にとって、大変ありがたい機能です(歳のせいではないはず!)。
マウスカーソルの周辺をハイライトしてくれる「PowerToys」の便利機能関連記事見失ったマウスカーソルを探す「PowerToys」機能が強化、プレゼン支援機能も追加される
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これがなんと、現在開発中のv0.55でまた強化されるのだそう。「GitHub」のプルリクエストでその内容が明かされています。
この機能は「Inclusive Mouse」――意訳すると「誰でも使えマウス」とでもなるでしょうか――と呼ばれており、マウスカーソルの位置に縦横十字の補助線を描きます。[Ctrl]+[Alt]+[P]キー(変更可能)でON/OFFできる仕組みで、必要なときだけ表示できるのがよいですね。カーソル付近には線がないので、補助線が邪魔になることもありません。
また、元々はアクセシビリティチームによってデザインされた機能で、線の色や太さ、境界線などを自由にカスタマイズできるのも特徴。ユーザーのニーズに合った表示を実現できます。
アクセシビリティチームによってデザインされた機能で、カスタマイズ性も高いそのほかにも、v0.55では.NET 6へのアップグレードや「Monaco Editor」を用いた開発ファイルのプレビュー画面統合などが実施される見込みです。インストール時に表示されるUACプロンプトを削減する取り組みも進められるとのことで、期待が膨らみます。
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