レノボ、外部モニタにもなる120Hz駆動の有機ELタブレット
レノボ・ジャパンは、12.6型のOLEDディスプレイを搭載し、外付けのワイヤレスモニターとしても使えるAndroidタブレットを、直販サイト「レノボオンラインストア」で1月28日に発売する。価格は13万円前後。
解像度2,560×1,600ドットの12.6型ワイドAMOLEDディスプレイを搭載したAndroidタブレット。輝度は600nitで、120Hzリフレッシュレートに対応する。HDR10+、Dolby Visionもサポートするため、屋外でも見やすい高輝度で、高精細で鮮明な映像を楽しめる。10点のマルチタッチにも対応。
有線接続で外部出力した場合の解像度は最大3,840×2,160ドット(USB 3.2 Gen2 Type-C to DisplayPort接続時)。
ワイヤレスディスプレイサポートアプリにより、本体をWindows PCのサブモニターとしても利用できる。タッチ操作が可能なワイヤレスサブモニターとして活用できるため、プレゼンテーションやビデオ会議、持ち運んでの利用に便利という。
筐体はアルミニウムのデュアルトーンボディ。大型のタッチパッドを搭載したキーボードとスタンドカバーが同梱されており、ノートPCのように使うこともできる。さらに4,096段階の筆圧感知や傾き検知機能を備えたLenovo Precision Pen 3も付属する。ペンは本体にマグネット接続できる。
JBLスピーカーを4基搭載し、Dolby Atmosもサポート。頭上や周囲を流れる迫力のあるオーディオを楽しめる。マイク×2基も内蔵。
プロセッサーはQualcomm製「Snapdragon 870」で、動作周波数は最大3.20GHz。メインメモリはLPDDR5 8GB、内蔵ストレージ容量は256GB。最大1TBまで対応可能なmicroSDカードスロットも備える。SIMカードスロットは非搭載。Wi-Fi 6やBluetooth 5.2にも対応した。
入出力端子はUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートと、キーボード接続用のスマートコネクタのみで、ヘッドフォン端子は非搭載。800万画素のインカメラと500万画素(広角カメラ)+1,300万画素のアウトカメラを搭載する。
内蔵バッテリー容量は10,000mAhで、使用時間は約14時間。充電時間はACアダプター使用時で約3時間、高速充電にも対応する。指紋センサーや加速度センサー、光センサー、TOFセンサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパスも内蔵。
外形寸法は本体が約285.6×184.5×5.6mm(幅×奥行き×高さ)、キーボードが約285.6×184.5×5mm(幅×奥行き×高さ)、バックカバーが約285.6×184.5×10mm(幅×奥行き×高さ)。重さは本体が約565g、キーボードが約288g、バックカバーが約152g。
ACアダプター(30W)やUSB Type-C to USB Type-Cケーブル(充電用)、USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブルなどが付属する。