iOS13.6.1にアップデートしましょう! iPhoneの画面が緑になるバグを解消
最近、iPhoneの画面がちょっと変な色になることはありませんか? これは、ソフトウェアをアップデートすれば、解消できそうです。
iPhoneの画面が緑がかった色になるとの報告が6月から寄せられています。
このバグを体験したユーザーによると、画面が数秒間緑になるのは、iPhoneの電源を入れたときやダークモードかナイトシフトに移行したときです。
主に「iPhone X」「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Max」がこのバグの影響を受けているようですが、iOS 13.4、13.4.1、13.5または13.5.1を実行している他のiOSデバイスでも同様のバグが生じています。
しかし、デバイスをAppleの修理サービスに持ち込まなくても解決できるのは不幸中の幸いです。
iOS13.6.1をインストールするだけで、このバグは修正されます。
iPhoneの画面が緑色になる原因は不明
このバグは修正されるにしても、原因はいまだに謎です。
AppleのiOS / iPadOS 13.6.1のパッチの説明によると、ソフトウェアの温度管理に問題があるせいで、一時的に画面が変色するとのことですが、そうなる正確なメカニズムもAppleがどのようにこのバグを修正したかもわからないままです。
ハードウェアのスロットリングの問題も関係している可能性があると推測するフォーラムもいくつかあります。このバグは、画面の消費電力が少ないときに発生する傾向があるので、ハードウェアを調整して修正しようとしてもあまり意味がありません。
iOS13.6.1のインストールで修正されるバグは他にもある
iOS / iPadOS 13.6.1のパッチは、iPhone/iPadの画面が数秒間緑がかった状態になるというバグ以外のバグも修正します。ですから、緑がかった画面にならない人でも、このパッチをインストールして損はありません。
修正される他のバグを具体的にあげると、まず、データ・ストレージのエラーです。
本来、デバイスの空き容量が足りなくなるとiOSが不要なシステムファイルを自動的に削除することになっていますが、それが実行されず、結果的にiPhoneがジャンクファイルでいっぱいになってしまうというバグもこのパッチをインストールすることで修正されます。
さらに、COVID-19の接触通知が無効になるというバグも修正されます。
iPhoneやiPadのソフトウェアを最新版にアップデートするには、「設定」→ 「一般」→ 「ソフトウェアアップデート」により行ってください。
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Image: Shutterstock
Source: Apple
Brendan Hesse – Lifehacker US[原文]