Windows 11とiPadOS 15、ベータ版から見るOS進化
6月末、OSプラットフォーマーから相次いで、新OSのベータ版が公開になった。
一つは、マイクロソフトの「Windows 11」。日本では6月28日夜くらいから提供が始まっている。
Windows 11 Insider Previewがついに公開
もう一つはアップルの「iOS 15」と「iPadOS 15」。日本時間では7月1日深夜頃からの提供開始された
iOS 15/iPad OS 15がパブリックベータでリリース
iPadOS 15 パブリックベータ版の画面今回はベータ版から見える方向性の違いについて、主にWindows 11とiPadOS 15を比較しつつ、考えてみたい。
どちらも開発途上版であり、実装されていない機能もあるほか、不具合も存在する。なので、一般に広く利用を勧めるものではない。開発者を中心に、新しい機能を確かめたい人が導入する性質のものだ。本記事はまさに、秋の正式公開に向けて「どうなるのか」を判断したい人のために用意しているものだ。
なお、iPadOSはベータ版について、画像などの一般公開は利用許諾上認められていない。今回の記事制作にあたっては、報道向けに特別な許可を得た上で、パブリックベータ版のスクリーンショットを掲載している。