価格を抑えた4K超短焦点レーザープロジェクター「VAVA Chroma」
映画などを大画面で楽しみたい人にぜひ注目してほしい超短焦点プロジェクター。壁やスクリーンへの投射距離が極めて短いので、投射する壁の側に設置できるので邪魔にならない。一般的なプロジェクターのように、プロジェクターの前を人が通ると映像に影ができてしまうようなことも事実上発生しない。リビングのような生活空間で大画面を実現するには最適と言っていいプロジェクターなのだ。
超短焦点プロジェクターはレンズ設計なども難しくなるため、一般的なプロジェクターに比べると製品数は多くなかったが、VAVA(ババ)という比較的新しいブランドが日本に上陸している。2019年に「VA-LT002」というモデルを投入。それに続く新モデルが、今回紹介する「」(型名:VA-SP003)だ。
VAVAは北米を中心にスマート家電やプロジェクターなどを発売しているメーカーで、「」は同社のプロジェクターの最上位モデル。「ALPD 4.0」とトリプルレーザー技術を採用したDLP方式プロジェクターで、4K/60pやHDRに対応し最新の映像コンテンツを存分に楽しめる。しかも、カスタム仕様のAndroid OSを搭載し、各種の動画サービスに対応するほか、Alexaによる音声コントロールも可能とスマート機能も充実している。
発売は2022年4月の予定で、定価は47万8,000円。だが、現在は「GREEN FUNDING」が実施されていて、クラウドファンディングでの特別価格は33万8,000円からとなっている。プロジェクト自体はすでに成功しており、目標額1,000,000円をクリア。それどころか執筆時点では支援総額は858%にもなる8,588,000円に及んでいる。
クラウドファンディングは3月22日まで実施されており、32万8,000円で購入できる超超早割セットは完売したが、執筆時点は33万8,000円の超早割プランやスクリーンと組み合わせたプランなどがある。4K対応のレーザープロジェクターがこの価格で購入できるなら気になる人も多いだろう。実機を見る機会がないだけに肝心の画質などが気になる人も少なくないはず。じっくりと使わせていただき、その印象を紹介したい。