• 23/08/2022
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家電製品の原点回帰? スマホなしでオン/オフできる「SwitchBotリモートボタン」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

 家電製品の物理ボタンを離れたところから押せる「SwitchBot」に、専用のリモートボタンが登場した。

 SwitchBotは通常、スマートフォンアプリもしくはハブを介してスマートスピーカーからオン/オフをすることが前提になっているが、今回のリモートボタンがあれば、それらを使うことなく、ダイレクトにオン/オフの操作が行える。言うなれば専用リモコンだ。

 ある意味で家電製品の原点に返ったといえるこのリモートボタンを実際に購入したので、SwitchBotと組み合わせて使用してみた。

家電製品の原点回帰? スマホなしでオン/オフできる「SwitchBotリモートボタン」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

「SwitchBot リモートボタン」。Amazonでの価格は1980円だ

SwitchBotをスマホなしで利用可能

 本製品のサイズは、実測で約37(幅)×42.5(奥行き)×13(厚さ)mmと、手のひらにすっぽりと収まるほどコンパクトだ。名称こそリモートボタンとなっているが、手に持ってリモコンとして使うこともできる。ストラップホールも用意されているので、携帯することも可能だ。

製品パッケージ。SwitchBot本体と同様にコンパクトだ付属品一覧。壁面貼付用のテープ、Switchbot リモートボタン本体、取扱説明書が付属する製品本体。文字通りのコンパクトサイズだ電池はCR2450で駆動する壁面に貼り付けて使うこともできるリモコンのように手持ちで使うことも可能だ

 本製品は初期設定のみ、スマホアプリを用いて行う。既にSwitchBotが操作可能な状態になっていれば、まずは本製品をアプリに追加登録し、続いてSwitchBotの検出を実行する。製品が見つかれば、本体にある2つのボタンのどちらに登録するかを指定しよう。

 完了すれば、後は本体前面のボタンを押すだけで、スマホ抜きでもSwitchBotが動作する。試しにスマホの電源をシャットダウンした状態で操作を行ってみたが、問題なく動作した。もちろんハブも必要ない。完全に1対1で動作する。

まずは専用アプリを開き、デバイスを追加(左)。Bluetoothのペアリングを実行し(中央)、名前を決めれば登録完了だ(右)登録が完了したらホーム画面に戻って「リモートボタン」を選択し(左)、どのボタンに操作を割り当てるのかを選んで(中央)、最後に対象となるSwitchBotを指定して終了する(右)こちらはSwitchBot。任意の家電製品のスイッチに貼り付けて使用する今回は換気扇のスイッチに貼り付け、SwitchBotリモートボタンによる遠隔操作が行えるようにした

 それでは、実際に使ってみよう。

操作できるのは「SwitchBot」「SwitchBotカーテン」のみ

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