M2 Shot Triggers「ケツイ Deathtiny ~絆地獄たち~」インタビュー後編
□“全人類対応”M2STG「ケツイ」完成! 感謝祭ではまさかの発表も!?https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1153397.html
インタビューにご参加頂いた皆様(写真左から順に)冬野灰馬氏……デザイナー。パッケージイラスト等のメインビジュアルやポスター用のビジュアルなどを担当している。久保田和樹氏……「ケツイ Deathtiny ~絆地獄たち~」ディレクター。M2ガジェットや各種UIなど、全般的に担当している。福井将之氏……追加仕様やM2ガジェットなどの企画&プログラムを担当。追加ジングルと効果音のディレクションも担当している。堀井直樹氏……有限会社エムツーの社長としておなじみ。佐藤圭一氏……デザイナー。M2ガジェットのデザインをはじめ、ロゴマークやパッケージデザインなど各所のデザインを担当している。春日達彦氏……M2サウンドチーム所属のサウンドクリエイター。今回のインタビューには参加されていないが、「ケツイ Deathtiny ~絆地獄たち~」でもサウンド全面を担当している。工藤索興氏……M2サウンドチームに新たに加わったサウンドクリエイター。春日氏と同じくインタビューには参加されていないが、「ケツイ Deathtiny ~絆地獄たち~」の基板音源再現などを手がけている。【ケツイ~絆地獄たち~】
2003年にアーケードにリリースされた縦スクロールの弾幕系シューティング。開発はケイブ、販売はAMIが担当している。2018年現在のケイブ取締役である池田恒基氏、通称IKD氏が、当時にプログラマーとして手がけた作品のひとつ。楽曲は並木学氏が手がけている。
敵に近いほどロックオンが速くなるロックショットなど、リスクを背負って前に出て敵を殲滅することで活路を切り開けるという、独特なゲーム性を確立している。特定条件を満たすと入れる表2周、さらに厳しい条件で入れる高難易度の裏2周、その最後に登場する「エヴァッカニア・ドゥーム(以下、『ドゥーム』)」などは、高い難易度で知られる。
本作の物語は、2054年という近未来を舞台に、世界中に兵器を輸出し莫大な利益を不当に得ている企業「EVAC Industry」を完全壊滅させる作戦が遂行されるというもの。だがその作戦は、遂行後に関わった全てのものを破棄するという秘密裏の任務になっており、そこには作戦に携わる者の命も含まれる。生きて帰ることすら許されないが、志願した者にはその命と引き換えにどんな願いでも1つだけ叶えられるという約束がされていた……という悲壮な物語となっている。
本作のタイトルである「ケツイ~絆地獄たち~」には、そのストーリー内容からの「死を前提とした任務に赴く決意を秘めた主人公たちの絆は地獄まで行っても切れることはない」という意味が込められている。
【「ケツイDeathtiny ~絆地獄たち~」PV】