• 16/10/2022
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実売6000円台のXiaomi「Mi スマートスピーカー」を試して分かったこと(1/3 ページ)

 自宅のスマートホーム化を進めるべく、Amazonの音声アシスタントサービス「 Alexa」を中心に設定してきたが、ライバルとなるGoogle アシスタントが全く気にならないというわけではない。ただ、買い物もエンターテインメントもAmazonに依存しまくっている状態のため、Google アシスタントを搭載したスマートスピーカー/ディスプレイの「Google Nest」シリーズを買っても、そんなに変わらないよなぁと購入をためらっていたのだ。

 そんな私の気持ちを知ってか知らでか、はたまた面白がってか、PC USER編集部より「姐さん、Xiaomi(シャオミ)からブツが出ましたぜ」と送られてきたのが、「Mi スマートスピーカー」だ。

 短い期間だが、既存の資産(スマートデバイスや契約中コンテンツ)を無駄にすることなく使えるかどうかを試してみた。

Xiaomiの「Mi スマートスピーカー」。カラーはホワイトのみだ

Google アシスタントを使える「Mi スマートスピーカー」

 Mi スマートスピーカーは、ボディーサイズが約131(幅)×104(奥行き)×151(高さ)mmと、上から見ると楕円形をした円柱形で、重量は約853gと、Amazonの「Echo Dot 第4世代」(約328g)の倍以上、「Echo 第4世代」(約940g)より少し軽いスマートスピーカーだ。

実売6000円台のXiaomi「Mi スマートスピーカー」を試して分かったこと(1/3 ページ)

パッケージ内容は本体の他、ACアダプターと簡単な取扱説明書のみとシンプルだ

 天面にタッチセンサー式のボタンを備えており、音量のアップ/ダウン、コンテンツの一時停止や再生、マイクミュートのオン/オフなどのコントロールを行える。

左から順に、ボリュームダウン、再生/一時停止、ミュートオン/オフ、ボリュームアップボタンが並ぶ。上下にある2つの穴はマイクだ

 また、2つの“遠距離マイク”を備え、遠くからの呼びかけにも応じられるとしている。本当にそうであれば、Echo Show 5やEcho Show 10、Echo Dotシリーズ、今は販売されていないがバリバリ使用中のEcho Spotに対して筆者が普段行っているような、“わざわざ近づいて呼びかける”ということをしないで済む。これはありがたい。

 円柱をぐるっと取り囲んでいるのはメタルメッシュだ。天面の縁を囲むLED(リングストリップ)とのハーモニーで、近未来的な雰囲気を醸し出しくれる。

リングストリップと名付けられたLEDの輪。普段は光らないが、設定時や音声認識時、音楽再生時などに光る。オーロラカラーが幻想的だ

 このメタルメッシュは、製品紹介ページによれば、1万531の穴から構成されており、音に囲まれているような効果を生み出すよう精密に配置しているという。また、リングストリップはLEDで構成され、オーロラ調に光る。

 内部には2.5型(63.5mm)サウンドドライバ搭載の12W出力スピーカーを配置する。モバイル機器やホームシアター、映画や車載用などのオーディオソリューションを手がけてきたDTSによるチューニングを受けた、ゆがみのない明瞭なサウンドを奏でるとしている。

電源は専用のACアダプターを使う。Mi スマートスピーカーの電源は12V/1.5Aを必要とする。通常のモバイルバッテリーで動作させられないのが残念だ

 なお、バッテリーを内蔵していないため、常に電源に接続しておく必要がある。12V/1.5Aとのことなので、モバイルバッテリーからの給電も行えない。屋外など好きな場所で聞けないのは少し残念だ。

Google Homeとの連携

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