「Hyper-V」の“拡張セッション”ってなに? 仮想マシンからホストPCのリソースを使おう
仮想マシンからホストPCのドライブやUSBメモリを利用できる“拡張セッション”
「Hyper-V」では、仮想マシンへの接続に、“仮想マシン接続”と“拡張セッション”の2種類を選択できます。仮想マシンを起動すると標準では“仮想マシン接続”つながりますが、すぐに[xxxxxに接続]というダイアログが表示されます。
このダイアログを閉じれば標準の“仮想マシン接続”で接続でき、ダイアログで[接続]をクリックすると“拡張セッション”での接続になります(仮想マシン接続で後から[表示]の[拡張セッション]を選択することでも接続可能)。
“拡張セッション”はリモートデスクトップの技術をつかった接続方法で、仮想マシンのリソースを扱えるようになるのが特徴です。接続時にオプションの[ローカルソース]で、ホストPCのドライブや接続したUSBメモリを仮想マシンにマウントすることなどができます。ホストPCとデータのやり取りが必要な場合は、この方法が簡単です。
仮想マシンを起動すると[仮想マシン接続]で接続されるが、すぐに[拡張セッション]用のダイアログが表示される(ダイアログを閉じると仮想マシン接続でつながる)[オプションの表示]をクリック後、[ローカルデバイスとリソース]の[詳細]をクリック。仮想マシンで扱うリソースを選択できるホストマシンのドライブや接続したUSBメモリなどを仮想マシンで扱えるようになる