• 13/11/2022
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「フォートナイト」をNintendo Switch版からPC版に乗り換えてみた

 仕事柄多くのオンラインFPSゲームをプレイする機会が多いのだが、中でも「フォートナイト」はお気に入りのゲームとなっている。それは単純で、たまに勝てるから。「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)ではキルを取ることすらむずかしい下手くそな筆者にもかかわらず、「フォートナイト」のシステムが自分に合っているのか、結構相手を倒せたり、運が良いと“ビクロイ”を取れたりする。

 ビクロイとは「ビクトリーロイヤル」の略。これは“勝ち残った最後の1人”になることを意味する。これを目指して日夜腕を磨いている人がたくさんいるのだ。もちろん日本だけではなく、世界中にプレーヤーはいる。今年2月に行なわれたイベントでは1,000万人が同時接続したという。

 最近のバトルロワイヤル系FPSでは、飛行機などの乗り物から飛び降り、目的の場所に降り立つことから戦闘がスタートするものが多いが、「フォートナイト」も同じだ。自分以外の相手と対峙して戦う以上、降りる場所が大事になってくる。それは、降りた場所から武器を探し出して装備し、相手との戦いに備えなければならないからだ。大きな町に行くほどいい武器に巡り会える確率は高くなるが、同じ場所に降り立つ相手がたくさんいるため、やられてしまう確率も高くなる。このあたりのさじ加減が難しい。

「フォートナイト」をNintendo Switch版からPC版に乗り換えてみた

 しかしそうやって人と戦う楽しさがあるのが「フォートナイト」。敵の位置を足音や銃声で感じ取り、自分はひそかに歩みを進めつつ、敵との距離を縮める。相手の裏をかいて倒せたとき、いや、壁や階段を作る「建築」などは関係なく、力ずくで相手と撃ち合ってそれに勝ったときの爽快感。これはほかのゲームでは手に入れられない感覚だ。

 そんなわけで夜な夜な「フォートナイト」の世界にはまっているのだが、遊んでいるプラットフォームはNintendo Switch。それは単純な理由で、どこにでも持っていって遊べるから。ソファに陣取って戦ってみる、とか、寝る前にちょっと転がりながらプレイするか、とか、とにかく場所を選ばずに遊べるのが有利な点だ。

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 これを聞いたGAME WatchのN編集長が「『フォートナイト』遊ぶならPCですよやっぱり。キーボードとマウスの方が楽ですよ?」と筆者にささやいた。いやでも特に不満点はないんですけど……。

 しかし、どうしてもプレイしてみろというので、試しにオススメのゲーミングデバイス一式を借りてプレイしてみた。今回試したのはROCCAT製のゲーミングキーボード「ROCCAT Vulcan 120 AIMO」とゲーミングマウス「ROCCAT Kone Pure Ultra」、それに加えてゲーミングヘッドセット「ROCCAT Khan AIMO」、ゲーミングイヤホン「ROCCAT Score」も借りてみた。

 日本では、プラットフォーム単独でイベントが開催されるほど人気を博しているNintendo Switch版「フォートナイト」だが、元々はPCをはじめとしたバトルロイヤルのカルチャーから生まれた作品だ。別のプラットフォーム、特にNintendo Switchユーザーからはやや距離があるPC版がどうなっているのか興味のあるゲームファンも多いはず。そこで本稿では「フォートナイト」のNintendo Switch版からPC版への乗り換えレポートをお届けできればと思う。

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