• 08/08/2022
  • Homesmartjp
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「生命保険料控除証明書」を紛失してしまったら…ネットや電話で再発行してみた手順を紹介

控除証明書を紛失……まずは他の控除証明書でリカバリー

 年末調整の提出時期は、企業により10月下旬から12月上旬と差がある。生命保険の控除証明書は10月前半に届くことが多く、年末調整が10月下旬の人は証明書を受け取ってすぐ提出となるが、12月に提出する人は2カ月後となるため紛失する人がいるかもしれない。さてどうする。

「生命保険料控除証明書」を紛失してしまったら…ネットや電話で再発行してみた手順を紹介

 生命保険は契約した時期で「旧制度」「新制度」に分かれている。さらに旧制度は「一般生命保険」(医療保険を含む)と「個人年金保険」の2種類、新制度は「一般生命保険」「個人年金保険」に「介護医療保険」を加えた3種類で、新旧合わせて5種類に分類されている。

生命保険は「旧制度」「新制度」があり、旧制度は「一般生命保険」「個人年金保険」、新制度は「一般生命保険」「介護医療保険」「個人年金保険」、計5つに分類されている

 もし複数の生命保険に加入している人は、手元に残っている控除証明書が紛失した控除証明書と同じ分類であれば再発行しなくてもリカバリーができるかもしれない。一般、介護医療など同じ分類の控除の合計額が、旧制度なら10万円、新制度なら8万円にならないかを確認しよう。

 例えば新制度の一般生命保険料控除の証明書が支払額8万円を超えているので、毎年その1枚を使用して年末調整をしていたとしよう。その控除証明書が見あたらない場合、子どもの学資保険の支払い額が8万円を超えていれば、それを使用することで控除額は同じとなる。同じ分類であれば3万円と6万円の控除証明書を合算してもよい。