Amazon、明るく、2画面表示も可能になった新「Fire HD 10」
Amazonは4月27日、画面の明るさやコントラスト比、CPUを強化しながら、軽量化も果たしたタブレット「Fire HD 10」と、「Fire HD 10 Plus」を発表した。両機種とも32GBモデルと64GBモデルの2種類が用意され、価格はFire HD 10が15,980円から、Fire HD 10 Plusが18,980円から。すでに予約を受け付けており、5月26日より出荷開始を予定する。カラーはFire HD 10がブラック、デニム、オリーブ。Fire HD 10 Plusがスレート。
5月下旬には、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダ電機でも順次発売する。5月25日までにFire HD 10を購入し、6月30日までにアカウント登録を済ませると、200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書が読み放題となるKindle Unlimited が2カ月分無料になるクーポンも提供される。
「Fire HD 10 PLUS」はワイヤレス充電に対応Fire HD 10 PLUSは、Fire HD 10シリーズとして初めてワイヤレス充電に対応したモデルで、筐体仕上げも表面をソフトな触り心地とし、高品質さを感じるスレートカラー(濃い灰色)を採用している。
ディスプレイの輝度やコントラスト比が強化された(写真はFire HD 10 PLUS)両モデルとも、前世代機のFire HD 10より10%明るくなった10.1インチのフルHDディスプレイを搭載した。解像度は1,920×1,200ドット(224ppi)、コントラスト比は1,300：1、輝度は400nits。強化アルミノシリケートガラスのスクリーンで、耐久性も強化された。バッテリー持続時間は最大12時間。
2.0GHzのオクタコアプロセッサを搭載。RAM容量はFire HD 10が3GB、Fire HD 10 PLUSが4GBと、従来モデルの2GBから強化され、アプリの起動など、機能の処理を素早く処理できるようになった。外部ストレージとして1TBまでのmicroSDカードに対応する(従来モデルは512GBまで)。
従来モデルからフロントカメラの位置が変更されている(写真はFire HD 10)リアカメラは5メガピクセルに強化。2メガピクセルのフロントカメラとあわせて、ZoomやSkype、近日提供開始予定のMicrosoft といったビデオ通話で利用できる。720pのHDビデオ録画が可能。フロントカメラ位置はタブレットを横向きで使用した際、より自然な位置になるよう変更された。
2画面表示に対応スマートホームデバイスを操作・管理できる「デバイスダッシュボード」新機能として、対応アプリをふたつ同時に表示する2画面表示機能を搭載したのも特徴。映画を観ながらSNSを確認したり、Zoomでビデオ通話をしながらメモを取ったりといった複数タスクを並行して実行できる。家庭内のスマートホームデバイスを操作・管理できる「デバイスダッシュボード」も新搭載した。
筐体デザインが見直され、従来モデルより薄型・軽量に。外形寸法は両モデルとも247×166×92mm、重さはFire HD 10が465g、Fire HD 10 PLUSが468g。
Dolby Atmosデュアルステレオスピーカーを内蔵し、動画やゲーム、ウェブコンテンツを高音質で楽しめる。Bluetooth 5.0 LEや、3.5mmステレオミニジャック、マイクも搭載。
Alexaを利用したハンズフリーモードを利用でき、タブレット上でShowモードを設定すれば、Alexaに話しかけるだけでAlexa搭載デバイスなどとビデオ通話ができるなど、スクリーン付きEcho Showシリーズのように使うこともできる。
「Amazon Kids」アプリを使うことで、子どものデバイス利用時間の管理し、毎日の目標や年齢フィルタ、平日と週末ごとに利用上限を設定可能。
Wi-Fiは802.11 a/b/g/nに対応。USB Type-Cコネクタを搭載する。本体は1年間限定保証付きで、USB-Cケーブルや9W電源アダプタなどが付属する。
別売りのワイヤレス充電スタンドに載せたところワイヤレス充電スタンドの背面Fire HD 10 PLUSのみ、別売りのMade for Amazon認定のAnker製ワイヤレス充電スタンドを利用することで、ワイヤレス充電ができる。スタンドに設置すると、タブレットのShowモードが起動し、Alexa搭載のスマートディスプレイとして使用できる。
ワイヤレス充電スタンドの価格は5,980円。タブレットとスタンドのセットは32GBモデルで22,980円、64GBモデルで26,980円。
専用デザインカバー。カラーは4色キッズカバー(写真はラベンダー)両モデル共通の専用デザインカバー、持ちやすいハンドルとしても利用できる角度調整スタンド付きのキッズカバーも発売。価格は専用デザインカバーが4,780円で、カラーはオリーブ、ラベンダー、デニム、チャコールブラックの4色。キッズカバーは3,980円で、スカイブルー、ラベンダー、アクアマリンの3色
Bluetoothキーボード付きカバーキーボードとカバーはマグネット着脱式Fintieが設計したMader for Amazonキーボード付きカバー(日本語配列)も用意。マグネット着脱式で、タブレットカバーとBluetoothキーボードを簡単に着脱でき、画面の表示角度も調整できる。本体に500mAhのリチウム電池を内蔵しているため、タブレットから電源を供給すること必要はない。継続動作時間は約400時間。価格は5,980円。
Fire HD 10 PLUSの場合、カバーを装着したままでもタブレット本体のワイヤレス充電ができる。
タブレット本体とBluetoothキーボード付きカバー、Microsoft OfficeやOutlookなどが利用できるMicrosoft 365 Personal 1年版をセットにした「エッセンシャルセット」、エッセンシャルセットにワイヤレス充電スタンドを付けたセットも用意された。価格は次のとおり。
