将来版Apple Watchのクラウンは光学センサー化、より頑丈で機能も多彩に? 新特許出願
Apple Watchのユーザーインターフェースにおいて、デジタルクラウン(側面にある竜頭型のコントローラー)は重要な位置を占めています。
これを押したり回すことで画面に触れることなくwatchOSを操作できるわけですが、この機械部品は、初代から最新モデルのSeries 7にいたるまで全て可動部分のある物理ボタンとなっています。
このデジタルクラウンを、光学センサーに置き換える可能性がある特許を、アップルが米特許商標庁(USPTO)に出願したことが明らかとなりました。アップルの特許情報に詳しいPatently Appleによると、今週USPTOは同社の新たな特許出願を公開したとのこと。
この「Watch with optical sensor for user input(ユーザー入力用光学センサーを備えた時計)」なる特許はデジタルクラウンをなくすことでApple Watch内にある可動部品の数を減らしながら、新たな光学センサーを通じてユーザーが画面をスクロールできる方法を説明しています。
特許では光学センサーによりジェスチャーを検出してシステムを操作できるという、現行モデルにはない機能にも言及。
さらに可動部品が不要になることで、Apple Watchの耐久性が向上する(物理ボタンは通常の使用時や落とした場合に壊れやすい)ばかりか、他の新たなセンサーやより大容量のバッテリーなど、他の部品に使えるスペースを確保できると述べられています。さらに、この新たな光学センサーは、心拍数や呼吸数、血中酸素濃度、血圧などの測定にも使えるとのこと。最新モデルSeries 7などのデジタルクラウンには電気心拍センサーが内蔵され、指先を当てることで心電図がとれますが、将来的にはより多くの健康指数が測れる可能性が示されているわけです。
ちょうど現状は、2022年版となるApple Watch Series 8(仮)に、血圧や体温など新たな健康センサーの搭載が噂されている最中のことです。もちろん、アップルのようなハイテク大手は大量の特許を出願および取得しており、その全ての技術が製品に実装されるわけではありません。またデジタルクラウンが光学センサーに置き換えられるとしても、数年がかかるかもしれません。
しかしともあれ「今後のApple Watchに新たな健康管理機能の追加が検討されている」ことは確かだと言えそうです。Source:Patently Apple
via:9to5Mac
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