Zoom無料版で主催(ホスト)はNG? 使える機能や有料版3プランの違いを紹介
Zoomでミーティングを主催する(ホストする)方法
Zoomでミーティングを主催する(ホストする)ために
あなたがホスト(主催者)としてZoomミーティングを主催するためには、簡単な設定がいくつか必要になります。まずは基本的なZoomアカウントの作成方法から確認していきましょう。
Zoomアカウントの作成は必要?
ホスト(主催者)としてZoomミーティングを開催したい場合は、Zoomのアカウントを作成しましょう。アカウント作成というと面倒なイメージがある方もいるかもしれませんが、Zoomのアカウント作成はとても簡単です。
PCやスマホ、タブレット端末それぞれのアカウント作成方法についてご紹介します。
PCからZoomアカウントを作成する
PCからZoomアカウントを作成する場合は、まずZoomの公式HPを開きます。
こちらの画面で使用したいメールアドレスを入力してから「サインアップは無料です」に進みます。
メールアドレスを入力すると、次は生年月日の登録画面が表示されます。こちらにご自身の生年月日を入力し、「続ける」をクリックします。
続いて文字認証画面が表示されるため、表示されている英数字を打ち込んで「確認」をクリックしてください。
ここで先ほど登録したメールアドレスのメールボックスを確認してみましょう。すると、以下のような確認用メールが送られてきています。メール内にある「アカウントをアクティベート」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されます。こちらの画面で名前、姓、任意のパスワードを入力し、「続ける」をクリックしてください。
次にデスクトップアプリのダウンロードが可能になるので、特に問題がない場合はダウンロードしましょう。ダウンロードなしでもZoomは使用できますが、ダウンロードした方がより便利で使いやすくなります。
以上でPCからのZoomアカウントの作成は完了です。
スマホやタブレット端末からアカウントを作成する
スマホやタブレット端末からのアカウント作成手順を確認していきましょう。初めに、App StoreやGoogle Playから「Zoom Cloud Meetings」のアプリをインストールします。
インストールが完了したら、実際にアプリを起動してみましょう。起動すると、以下のような画面が表示されるので左下のサインアップをタップします。
次に、生年月日の入力画面が表示されるので、こちらでご自身の生年月日を入力します。
続いてメールアドレス、名前、姓の入力画面が表示されるのでそれぞれ入力し、サインアップをタップします。
すると、入力したメールアドレス宛に確認用のメールが送信されます。メール内のURLや「アクティブなアカウント」と表示された認証ボタンをクリックして、アカウントを有効にしましょう。
以上がスマホやタブレット端末からのZoomアカウントの作成方法です。
Zoomミーティングの主催方法
Zoomミーティングの主催方法について紹介します。基本的にPC、スマホ、タブレット端末など手順は同様です。
PCの場合はZoomにサインイン後、こちらの画面から新規ミーティングをクリックします。
スマホやタブレット端末からの場合も、同じように以下の画面から左上の新規ミーティングをタップします。
ミーティング開始前にビデオのオンオフを選択し、ミーティングを開始します。以上がミーティングの主催方法です。
参加者にミーティングを知らせるには
ミーティングを主催するにあたり、PCやスマホ、タブレットなどそれぞれの端末からミーティング参加者にミーティングを知らせる方法について解説していきます。
PCから参加者にミーティングを知らせるためには、ミーティング画面下のツールバーから「参加者」をクリックします。
招待したい参加者の連絡先をすでに登録済みの場合は、名前が表示されるためそちらをクリックします。
登録されていないメンバーを招待するためには、参加者タブの左下にある「招待」をクリックし、「URLをコピー」または「招待をコピー」を選択。メールやSNSに貼り付けて参加者に共有しましょう。
以下の赤枠内にあるミーティングIDとパスワードを知らせることでも参加者にミーティングを知らせることができます。どちらかお好きな方法で招待してみましょう。
スマホやタブレット端末で参加者にミーティング開催を知らせる
スマホやタブレット端末で参加者を招待する方法は、基本的にはPCとほとんど同じ流れになります。
まずは新規ミーティングを開始し画面下の「参加者」をタップします。
そして左下の「招待」をタップしてください。
すると、送信方法の選択が出てくるので、こちらでお好きな方法を選択します。これで参加者にミーティングを知らせることができます。
ミーティングを予約開催(スケジュール)する方法
ミーティングをあらかじめ予約して開催するには、ZoomアプリのTOP画面で「スケジュール」を選択。会議名や日時、IDやパスワードの設定などを行ってミーティングの予約ができます。
Zoomのスケジュールにて予約し参加者に招待を送れば、あらかじめミーティングの開催を知らせておくことができるためとても便利です。またご自身のGoogleカレンダーなどに連携して予定の追加を行うこともできます。
Zoomでホストをする際に覚えておきたい便利機能
Zoomミーティングのホストになる場合、事前に覚えておくと便利ないくつかの機能があります。使える場面や設定方法を覚えて活用しましょう。
ブレイクアウトセッション
大人数でのZoom会議中、複数人のグループに分けてミーティングを行いたいときに便利な機能が「ブレイクアウトセッション」です。大きな会議の途中で、グループミーティングなどグループごとに分かれての活動を行う時に適しています。
ブレイクアウトセッションを行う場合は、ホストがあらかじめブラウザ版Zoomの個人ページ設定画面から、「ミーティングページ」へと進み、「ブレイクアウトルーム」のチェックをオンにする必要があります。
画面共有
Zoomではミーティングホストや参加者がPCやスマホ、iPadなどに表示されている画面をそのまま共有することができます。この機能を「画面共有機能」といい、パワーポイントや画像といった各種ファイルも共有可能です。
画面共有の方法は、以下の通りです。
1.ミーティング画面から、「画面の共有」をタップ 2.写真やiCloud Drive、Googleドライブなど共有したいファイルを選択 3.右下の「画面を共有」をタップ
こちらの手順で自分の画面を共有することができます。ミーティングホストはセキュリティやいたずら防止の観点から、参加者に対して画面共有することを制限することも可能です。
YouTube
Zoomを使用してオンラインセミナーやイベントなどを行いたい場合には、YouTube Liveと連携してライブ配信をすることも可能です。
こちらは有料版Zoom限定のサービスとなりますが、ブラウザ版Zoomの設定画面から「ミーティングのライブストリーム配信を許可」を有効にし、「YouTube」「カスタムライブストリーム配信サービス」にチェックを入れます。
配信したいYouTubeアカウントを連携させることでZoomのライブ配信ができるので、100人以上のセミナーやイベントを開催したい場合には、とても便利な機能です。
Zoomの有料版と無料版の違い
Zoomには有料版と無料版が存在します。それぞれの違いは、
などがあります。大規模なミーティングやオンラインセミナーを開催したい場合には、有料版Zoomがおすすめです。
各プランのご紹介
Zoomの有料版には3つのプランがあり、無料版を合わせると全部で4つのプランが存在します。以下に各プランの特徴をご紹介します。
1.無料プラン
料金:無料
契約可能ID数:制限なし
連続で使用可能なミーティング時間:2人までは24時間、3人以上は40分間
ウェビナー機能:なし
録画データのクラウド保存機能:なし
会議参加可能人数:100名まで
2.有料プロプラン
料金:税別19,200円(年額)
契約可能ID数:5~9ID
連続で使用可能なミーティング時間:無制限
ウェビナー機能:有料オプション
録画データのクラウド保存機能:あり
会議参加可能人数:100名まで
3.有料ビジネスプラン
料金:税別26,400円(年額)
契約可能ID数:10~49ID
連続で使用可能なミーティング時間:無制限
ウェビナー機能:有料オプション
録画データのクラウド保存機能:あり
会議参加可能人数:300名まで
4.有料エンタープライズプラン
料金:企業ごとに見積もり
契約可能ID数:50ID~
連続で使用可能なミーティング時間:無制限
ウェビナー機能:あり
録画データのクラウド保存機能:あり
会議参加可能人数:500名まで
有料版のメリット
Zoom有料版の大きなメリットとしては、3名以上連続で使用できるミーティング時間が無料版の場合は40分までなのに対し、最大24時間とほぼ無制限状態で使用可能になることです。
またミーティングを録画した場合、Zoomのクラウド内に保存可能になるためパソコンのメモリを圧迫しません。
他にも会議参加可能人数が増えることや、オンライン上でセミナーやミーティングのライブ配信が可能になるなどのメリットもあります。企業や団体など大人数のミーティングを開催したい場合は、機能の幅が広い有料版Zoomがおすすめです。
ホストとしてZoomを使いこなそう
Zoomはオンライン上で場所や時間にとらわれずミーティングや通話ができる便利なサービスです。ぜひ参加者としてだけではなく、ホストとしてもZoomを使いこなしミーティングを開催してみましょう。
ある程度Zoomの使用に慣れてきたら、目的や用途に合わせて有料版Zoomやウェビナーなどの開催も検討してみはいかがでしょうか。