• 01/11/2022
  • Homesmartjp
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いま買うべきスマートスピーカーは、AlexaかGoogleか──『WIRED』US版が選んだ5台

「Amazon Echo」がスマートスピーカーのブームを巻き起こしてから数年経つが、もはやスマートスピーカーはアマゾンの独占分野ではない。2018年のマーケットには、すでに数十種ものスマートスピーカーが出ているうえ、これからも続々と発売される。ニーズに合わせて最適のスマートスピーカーを選ぶのは、必ずしも容易ではない。

まず、音声アシスタントを選ばなくてはならない。アマゾンの「Alexa(アレクサ)」、「Google アシスタント」、アップルの「Siri」、そしてマイクロソフトの「Cortana(コルタナ)」──。いまやアシスタントも4種類あるのだ。

さらに、どの特色が自分にとって最も重要なのかを考える必要がある。音質、音楽配信サーヴィスの「Spotify」との連携、ヴィデオ、ほかのスピーカーやスマートホーム機器との接続性──などだ。

こうした要素を踏まえ、「いま買うべきである」と『WIRED』US版が考えるスマートスピーカーを用途別に選んだ[編註:日本では未発売の製品も含む]。後発のSiriやCortanaが、どこまで追いついているかを知りたい人にとっても役立つはずだ。

いま買うべきスマートスピーカーは、AlexaかGoogleか──『WIRED』US版が選んだ5台

ベストスピーカー:Sonos One

もっと大きな音を鳴らせるスピーカーもあるし、もっと持ち運びやすいものもある。だが、現時点ではSonos One以上にお買い得といえるスマートスピーカーはない(『WIRED』US版レヴュー10点満点中8点)。音質、マルチルームオーディオ、スマートホーム機器との互換性など、多くの面で水準が高いからだ。

音質の面でも、Sonos Oneはほぼ敵なしである。アップルのHomePod[日本語版記事]だけはサウンドでこれに勝るかもしれないと聞いているが、それでもOneをしのぐことはない。

HomePod1台の値段でSonos Oneを2台買えるという事実も見過ごせない。『WIRED』US版のレヴューによると、Sonos Oneはアプリのおかげで「太陽の下に存在する音すべてをプレイできるといってもいい」という。この機種は65を超える音楽サーヴィスと接続できる。実際に使ってみて、ここで見つけられなかったのは「Audible」だけだ。

Sonos Oneは単体でWi-Fi接続機能が備わった唯一のスマートスピーカーでもある。複数のスピーカーをスムーズにつなげるし、ホームシアターの一部としても利用できる。

音声アシスタントとしてアマゾンのAlexaを採用しているため、ほとんどのスマートホーム機器とも接続できる。しかも、Sonosは18年のうちにGoogle Homeにも対応させると確約している。そうなれば、2大ヴォイスアシスタントの両方に対応できる初のスマートスピーカーになるだろう。

スピーカーをどれかひとつ買うつもりなら、あなたの家を最も楽しく(そしてうるさく)してくれるのはこれだろう。

ベストポータブルスピーカー:JBL Link 20