Amazon Echoの反応を消極的にする方法
スマートスピーカーは、さまざまな場面で生活の役に立ちますが、Alexaとの会話が長引くのは避けたいものです。
すべてのリクエストに対して、音声で返事してもらう必要がないのはもちろんですし、「電気を消して」と頼んだだけなのに、それとはまったく別の提案をされるのも困ります。
幸い、Amazon Echoの設定をいくつか変更すれば、Alexaのおしゃべりを制限することができます。ただし、必要ない応答をすべて消すのは無理のようです。
この記事では、Alexaの音声応答を少なくする方法をご紹介しましょう。
Alexaアプリで「シンプル応答モード」をオンにする
「シンプル応答モード」は、Alexaに頼んだことに対して「はい」と答える音声を消してくれるものです。「はい」の代わりに、チャイム音が鳴ります。
このモードを有効にするには、Alexaアプリを開き、「その他」をタップします。「設定」>「音声による応答」を選択し、「シンプル応答モード」をオンにしてください。
同じ画面に、「ささやきモード」という何やら不気味な設定もありますね。
寝ている人を起こしたくないときなどに、このモードをオンにして質問やコマンドをささやくと、Alexaも小さな声でささやき返してくれます(どうも落ち着かない気分になりますが)。
Alexaの買い物の提案をオフにする
Alexaは、天気予報などの単純なリクエストに対しても、広告を表示したりして、Amazonでの買い物を提案してくることで有名です。
その機能も、設定で変えられるようです。
アプリで「Settings(設定)」>「Notifications(通知)」>「Amazon Shopping(Amazonでお買い物)」をタップし、「Receive personalized recommendations and deals based on your shopping activity(あなたの購買活動をもとにしたレコメンデーションを受け取る)」をオフにしてください。
「Hunches(ユーザーの行動に基づいた提案をする機能)」をオフにする
Alexaを使って、照明やサーモスタットなどのスマートホームデバイスを管理している場合、何かが期待通りの動きをしていないときには、「Hunches(勘)」が知らせてくれます。
デフォルトでオンになっているこの機能は、「Settings(設定)」>「Hunches(勘)」>「Settings(設定)」>「Suggestions(提案)」からオフにできます。
また、期待通りに動作していない場合には、Alexaに自動で対処させるよう設定もできます。
「Amazon Kids」のプロフィールを設定する
必要ない通知が来ないようにするための究極の方法は、Amazon Echoを子ども用アカウントで使うことです(こちらの記事が参考になります)。
デメリットは、ほかの機能まで制限されてしまうこと。とはいえ、基本的なリクエストに応じたり、(不適切な表現のない)音楽を流したり、スマートホームデバイスを操作したりすることは可能です。
Amazon Echoを子ども向けのデバイスとして設定するには、Alexaアプリの「Devices(デバイス)」の画面で「Echo & Alexa」をタップし、設定を変更したいデバイスを選択します。
「Amazon Kids」をタップしてトグルをオンにし、「Setup Amazon Kids(Amazon Kidsのセットアップ)」を選びましょう。
子ども用プロフィールが既に設定されているなら、それを選択してください。設定されていない場合は、「Add Child(子ども用プロフィールを追加)」を選んで、指示に従って入力します。
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Source: CNBC, Amazon, Cnet