2021年デバイス別シェア、パソコンがスマホを上回る
StatCounterから2021年12月のデバイス別シェアが発表された。グローバルのシェアは以下の通り。
順位 | プロダクト | 今月のシェア | 先月のシェア | 推移 |
---|---|---|---|---|
1 | Desktop | 42.65% | 43.55% | ↓ |
2 | Mobile | 54.86% | 53.98% | ↑ |
3 | Tablet | 2.49% | 2.48% | ↑ |
日本におけるシェアは次のとおり。
順位 | プロダクト | 今月のシェア | 先月のシェア | 推移 |
---|---|---|---|---|
1 | Desktop | 57.24% | 57.24% | = |
2 | Mobile | 40.13% | 39.60% | ↑ |
3 | Tablet | 2.63% | 2.63% | = |
インターネットを利用するデバイスは長期にわたってモバイルデバイスが増加し、パソコンが減少、タブレットデバイスは数%で推移するという状況が続いていた。しかし、ここ数年で状況が変わった。パソコンの下落とスマホの増加という傾向は落ち着き、ほぼ横ばいという動きを見せるようになった。世界的にはスマホが最も多く、これにパソコンが続いている。
パソコンとスマホの割合は国によって違いが見られる。米国および英国ではパソコンとスマホがほぼ同じ割合で横ばいの動きを見せている。インドはスマホが7~8割で横ばいの動きを示している。日本は2021年の一時期だけパソコンとスマホの割合が同じになったが、すぐにもとの割合に戻りパソコンが6割近いシェアを維持している。日本は観測以来ほぼすべての時期においてパソコンがスマホよりも高いシェアを維持しており、現在でもパソコンの減少とスマホの増加傾向が見えるものの、その動向は徐々に横ばいへ移りつつある。
Statcounter Global Statsは、世界中の200万を超えるサイトに埋め込まれたトラッキングコードから、これらのサイトにおける月間100億を超えるページビューで使用されているブラウザ/オペレーティングシステム/画面解像度を分析したもの。