• 11/04/2022
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IIJmioギガプランの各種機能を試してみた話

IIJmioのギガプランは、ひとつのmioIDで最大10回線まで使える

 以降、2021年6月1日から可能になったギガプラン設定変更例を挙げてみたいが、その前にひとつ。「ギガプランで複数回線(複数枚のSIM)が使えるらしいけど、ソレって具体的にどういうこと?」という疑問をお持ちの方もあると思うので、ソコを改めてご説明。

IIJmioギガプランの各種機能を試してみた話

 IIJmioのサービスを契約すると「mioID」というユーザーアカウントが得られる。IIJmioにはモバイルサービスをはじめとする各種サービス(IIJmioひかりとかセーフティメールとかイロイロ)があるが、契約したサービスはこのIDに紐づけられる。ギガプランを契約した場合も、このIDに紐づけられる。契約した色々なサービスの料金は、このIDに登録したクレジットカードなどからまとめて引き落とされる。

 ギガプランの場合、以下の表のように色々な料金プランがある。ひとつのプランを契約すると、当然だが1回線(SIMかeSIMが1つ)使える。

 さらに「ギガプランは同一のmioID内で最大10回線まで契約可能」である。異なる機能/容量のSIM(プラン)を組み合わせて必要な数だけ契約することができる。音声SIM2ギガプラン(858円)を10契約(合計8580円)してスマートフォン×10台を運用することもできちゃう。もちろん契約プランが増えるほど料金がかさむが、ひとつのmioIDで最大10枚までのSIMを使えるというわけだ。

 で、以降で説明するデータ容量関連の機能は「同一mioID内なら使える」という機能。たとえば異なるmioIDで契約したギガプラン間では、データ容量のシェアやプレゼントはできないというわけだ。

 ギガプランでの複数枚SIM利用イメージとしては、たとえば家族での利用。4人家族なら4つのプランを契約して4枚のSIMを得て、各人が使う。各人が必要な機能や容量のものを、それぞれ別のプランとして4つ契約するわけですな。で、必要に応じて後述の「シェア」や「プレゼント」などの機能を利用する。

 あるいは、ひとりで複数枚のSIMを使いたい場合。スマートフォン用とタブレット用とPC用と……と、必要な枚数だけギガプランを契約する。スマートフォン10台で音声通話SIMを使いたいという場合でも、それぞれ音声2ギガプランでの契約なら最安で合計8580円で使える。そして各契約(各SIM)でデータ容量をシェアすれば、2ギガ×10回線=20ギガとなり、ひとりなら十二分な容量を使えるというわけだ。