• 17/12/2022
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「Raspberry Pi3 Model B」で遊んでみよう! Part4

Raspberry Pi3へWindows 10 IoT Coreをインストールする

 Windows 10 IoT Coreは、Windows Embeddedに置き換わるものとして発表されたWindows 10ファミリーの一種。「Enterprise」、「Mobile Enterprise」、「Core/Core Pro」と3つのエディションがあり、今回使用するのは256MB/2GBから動作するCoreとなる。

「Raspberry Pi3 Model B」で遊んでみよう! Part4

 2016年6月現在、Windows 10 IoT Coreに対応しているハードウェアは、Raspberry Pi2、Raspberry Pi3、Dragonboard 410c、Minnowboard Maxの4種類。この中でRaspberry Pi3だけがInsider Preview版となっている。

 インストール方法をネットで調べていると、過去少し違うパターンがあったようだが、現在は「Windows 10 IoT Core Dashboard」に統合され、余計な手間がかからないようになっている。ダウンロードはこちらから行なえる。

 Raspberry Pi2、Dragonboard 410c、Minnowboard Maxは既にRTMとなっており、Windows 10 IoT Core Dashboardでデバイスの種類を選べばmicroSDカードへ書込み可能になっているが(Dragonboard 410cは少し違う)、今回使用しているRaspberry Pi3に関してはまだ未完成のInsider Preview版ということもあり、別途ダウンロードしなければならない。ダウンロードページはここ(Windows Insiderへの参加が必要)。Buildが14342と14328の2種類あり「新しい方がいいだろう」と、14342をダウンロードした。が、これが後述するトラブルの元になろうとは……。

 ISOファイルをダウンロードし、Windows 10でマウントすると、Windows_10_IoT_Core_for_RPi2.msiがあり、ダブルクリック、セットアップを開始する。

 終了後、C:¥Program Files (x86)¥Microsoft IoT¥FFURaspberryPi2にflash.ffuができるので、Windows 10 IoT Core Dashboardの新しいデバイスのセットアップ > デバイスの種類をカスタムへ設定し、[参照]ボタンで先のflash.ffuを指定、書込み先のドライブに間違いなければ[インストール]で書込みが開始される。これをRaspberry Pi3にセットすれば準備完了となる。

 イメージファイルの取得と書込み方法がPart3までとは違うものの、やっていること自体は全く同じだ。特に難しい部分はない。

Windows 10 IoT Core DashboardのダウンロードRaspberry Pi 3用のISOファイルをダウンロード。Buildが14342と14328の二種類あるISOイメージ中にあるWindows_10_IoT_Core_for_RPi2.msiを使ってflash.ffuを取得Windows 10 IoT Core Dashboardを使ってmicroSDカードへ書込み