かわいい! LAMYのスマートペンが最高のデジアナ文具だった
手書きするより、キーボードで入力するほうが速くても、ノートは手書きしたいという人は一定数います。わたしもそのひとりです。別に字がきれいなわけではないんですけどね。
最近、最もハマっているのがNeoLABのNeo smartpenシリーズ。この特殊なスマートペンで、特殊なノートに筆記すれば、その筆跡(ここでいう筆跡は筆跡鑑定で使われるようなものではなく、運筆のことを意味します)をペンが記憶。スマホの専用アプリを開いて同期させれば、筆跡情報をダウンロードするだけでなく、手書き文字をテキスト化することさえできます。
そんなNeo smartpenに、新しい仲間が登場しました。それが「LAMY safari all black ncode スマートペン」です。
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LAMYですよ、LAMY。ドイツの高級筆記具メーカーLAMYとコラボした製品ですよ。中でも、Safariは、ちょっと太めの樹脂製軸が手になじんで書きやすく、子どもから大人にまで愛される筆記具シリーズです。LAMY Safariを使っているだけで、「お、LAMYだね」と声をかけられるほど人気の筆記具です。
これまで、手書きが好きなのにスマートペンに手を出さなかったような、文具愛好家でも満足できるスマートペンが爆誕したというわけです。
ここで、Neo smartpenの仕組みをさらっと解説しておきましょう。
Neo smartpenのペン先部分にはカメラセンサーを搭載しています。そして、専用ノート(Nノート)には、Ncodeと名付けられた目に見えないほど微細なパターンが印刷されています。Neo smartpenのセンサーは、筆圧を感知するとそのNcodeを読み取り、移動距離や筆圧といった、筆跡情報を取得。Neo smartpen本体に記憶されます。
専用アプリ「NEO STUDIO」を起動し、スマホと接続した状態で筆記すれば、リアルタイムに同期されます。
ページごとに異なるNcodeが印刷されているため、途中で異なるページに書き始めると、アプリ上でも別のページが開きます。また、異なるノートの同じページ(例えば、ハードカバータイプのN professionalの15ページと、アイデア出しにちょうどいいN idea padの15ページ)を同時に開いて、こっちのノート、あっちのノートと書いていっても、別々のノートとして認識します。そのため、家族ごとに違うノートを渡しておけば1本のペンでも情報を分けておけます。もっともこれは、家族間に秘密がない場合に有効なのですが。
Neo smartpenで書いて、NEO STUDIOに取り込んだものは、書いた状態のまま(つまり、ページの見た目のまま)PDF、PNG、URLで共有できます。運筆を動画にして共有することも可能なので、書き取りなど教育分野でも重宝しそうです。
また、テキスト化したものは、そのままSNS、カレンダー、メール、クラウドストレージなどさまざまなものに共有可能。手書きしたものをそのまま再利用できます。
要は、手書きしたものがそのままデジタルになるアイテムがNeo smartpenであり、人前で使っても恥ずかしくなく、所有欲も満たせるのがLAMY safari all black ncode スマートペンというわけです。
もうちょっと名前が短かったら覚えられるんですけどねぇ。それから、そのほかのNeo smartpen同様、キャップを外すことで電源がオンになればもっと良かったのに、と。とはいえ、最近買ったデジアナ文具の中でも、「My Bestだ!」と胸を張って言えるアイテムでした。
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