• 16/11/2022
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ストア・オブ・ザ・イヤー2022投票始まる! フーコット、ロピア京都1号店…人気記事から注目店を紹介

「ダイヤモンド・チェーンストア」の毎年恒例企画「STORE OF THE YEAR 2022」の投票が1月28日より開始している(投票締め切りは2月11日まで)。投票結果をもとに、2021年で業界に影響を与えた「ストア・オブ・ザ・イヤー」を決定し、『ダイヤモンド・チェーンストア』誌および「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」上で発表する。2021年にはどのような注目店がオープンしたのか。「ダイヤモンド・チェーンストア オンライン」の掲載記事のなかから、注目度が高かった店舗をピックアップし、紹介する。

~店舗部門~

「ライフグランシップ大船駅前店」(神奈川県横浜市)

 ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)が、新たな旗艦店と位置づけ、大型複合施設「グランシップ」の地下1階にオープンした店。海外のメニューや国内各地の名産品を集約したコーナーを売場の各所で展開するほか、大豆ミートやレンジアップ干物といったさまざまな新商品提案にも挑戦するなど、最新のMD(商品政策)を詰め込んでいる。岩崎社長が「将来的には年商50億円台もめざせる」と自信をみせる店でもある。 7月15日には、「グランシップ」1・2階に内に入る三越伊勢丹ホールディングス(東京都)の商業施設内に、ライフの自然派SMフォーマット「ビオラル」のショップもオープンしている。

ストア・オブ・ザ・イヤー2022投票始まる! フーコット、ロピア京都1号店…人気記事から注目店を紹介

「イオンスタイル川口」(埼玉県川口市)

 イオンリテール(千葉県/井出武美社長)が同社初の本格的なスマートストアと打ちだす店。建て替えオープンした商業施設「イオンモール川口」の核店舗として入居している。 同店では、既存店で実験を重ねてきたデジタル施策を本格導入させているのが特徴だ。全3階に計149台設置したAIカメラや、独自のハンディ端末「AIカカク」、シェルフサイネージなどを活用し、売上向上や販売機会ロスの低減につなげている。

「フーコット飯能店」(埼玉県飯能市)

 ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)が、子会社フーコット(同/新井紀明社長)を通じて開発したディスカウント型スーパー「フーコット」の1号店。ヤオコーが開発した新業態として耳目を集め、視察に訪れる業界関係者が後を絶たない。 近隣型ショッピングセンター内のスーパー退店跡地への出店で、売場づくりはヤオコー子会社のエイヴイ(神奈川県)が展開するディスカウント型スーパー「エイビイ」のスタイルをベースとしている。一方で大きく異なる点として、総菜を導入し店内調理品も揃えて低価格で提供する。21年3月には東京都昭島市に2号店を開業予定で、どのようなフォーマットに進化していくのか注目だ。

「ロピア京都ヨドバシ店」(京都府京都市)

 ロピア(神奈川県/高木勇輔代表)が出店した京都府内1号店。「京都」駅中央口からすぐという、同社ではこれまでに前例のない都市立地への出店で、家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア京都」を核とする複合商業施設「京都ヨドバシ」の地下2階部分に入居している。

 最大の特徴は、「質感」を重視した新たな売場づくりに挑戦している点だ。これまでの店は、大量販売、強烈な価格訴求が特徴であるのに対し、同店は青果部門で1万円の高級メロンを専用ショーケースで販売するなど、質や単品の売り込みを重視したきめ細やかな売場づくりも取り入れている。

「ヨークベニマル仙台小松島店」(宮城県仙台市)

 ヨークベニマル(福島県/真船幸夫社長)の300坪クラスの都市型小型店の3号店。同社は18年11月に、仙台市内に1号店の「ヨークマルシェ大和町店」をオープンしている。仙台小松島店は、青果・総菜・鮮魚のゾーンにおいて、300坪とはとても思えない売場の広さと賑わい感を訴求する一方、グロサリー売場はコンパクトにしたメリハリのある売場づくりを実践し、より完成度の高い都市型小型店を構築している。

2021年のナンバーワン店舗を決めよう!投票締切は2月11日(金)まで▼投票はこちらからhttps://diamond-rm.net/store/104585/

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