“次の世界”感がものすごい!「Oculus Go」で動画観賞三昧
お手軽マイシアター誕生
先週は「Lenovo Mirage Solo」と「Mirage Camera」をテストしたところだが、今週はほぼ時を同じくして発売が開始されたもう一つのスタンドアロンVR機「Oculus Go」をテストする。
スタンドアロンVR機「Oculus Go」Oculusと言えば、以前からハイエンドPCと組み合わせて使うプラットフォーム「Oculus Rift」がよく知られているところだ。両手にコントローラを持ち、バーチャル空間で様々なパフォーマンスが可能になるため、多くのゲームや映像コンテンツが登場した。
一方Oculus Goは、コントローラは片手のみだが、手に届きやすい価格が魅力的だ。内部ストレージ32GBモデルが23,800円、64GBモデルが29,800円。店舗での販売はないようだが、公式サイトでオーダーすれば数日で届く。筆者も公式サイトで5月5日にオーダーし、FedExで9日には届いた。発送元は香港である。
先週お伝えしたMirage Soloのプラットフォームは、まだ発展途上といった格好のGoogle Daydreamだが、OculusはAndroidベースではあるものの独自プラットフォームだ。しかし開発が先行しているため、とにかくコンテンツ数が充実しているのがポイントである。
3DやVRコンテンツは数多いが、案外見逃せないのが、2D動画のホームシアターとしての能力である。ゴーグルを装着するだけで、どこでも映画館のように集中できる環境が出現するのは、スマホで動画を見るのとは全然違う。
今回はこうした「マイシアター」的な切り口で、Oculus Goの魅力に迫ってみたい。