• 13/10/2022
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WindowsもChrome OSもAndroidも! Lenovoがコンシューマー向けノートPC/タブレットを一挙発表

3月2日(水)11時30分 ITmedia PC USER

WindowsもChrome OSもAndroidも! Lenovoがコンシューマー向けノートPC/タブレットを一挙発表

IdeaPad Duet 5i(Stone Blue)

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 Lenovoは2月28日(中央ヨーロッパ時間)、コンシューマー向けのPC/タブレットの新製品を発表した。EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域では4〜7月に順次発売される予定だが、日本での展開は未定となっている。●IdeaPad Flex 5i/IdeaPad Flex 5 「IdeaPad Flex 5i」は第12世代Core-Uプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)を、「IdeaPad Flex 5」はRyzen 5000シリーズを搭載するコンバーチブル型2in1ノートPCで、それぞれ14型モデルと16型モデルが用意される。EMEA地域における発売予定時期と想定販売価格は以下の通りとなる。・5月発売予定・IdeaPad Flex 5(14型モデル):549ユーロ(約7万円)から・IdeaPad Flex 5(16型モデル):699ユーロ(約8万9700円)から6月発売予定・IdeaPad Flex 5i(14型モデル):499ユーロ(約6万4000円)から・IdeaPad Flex 5i(16型モデル):699ユーロからIdeaPad Flex 5iの概要 IdeaPad Flex 5iは、モデルによって以下のいずれかのCPUを搭載する。16型モデルの一部構成には独立GPUとして「Intel Iris Xe Graphics」も併載される。・Pentium 8505(Pコア1基2スレッド+Eコア4基4スレッド)・Core i3-1215U(Pコア2基4スレッド+Eコア4基4スレッド)・Core i5-1235U(Pコア2基4スレッド+Eコア8基8スレッド)・Core i7-1255U(同上) メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量はモデルによって4GB(※1)、8GB、16GBのいずれかとなる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって128GB(※1)、256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proをプリインストールしている。(※1)14型モデルのみ ディスプレイのアスペクト比は16:10で、ハードウェアベースのブルーライトカット機能を備え、タッチ操作とペン入力に対応している(ペンは別売)。パネルの種類やスペックは以下のものを用意している。・14型モデル・1920×1200ピクセルIPS液晶(最大輝度300ニト、最大60Hz駆動)・2240×1400ピクセルIPS液晶(最大輝度300ニト、最大60Hz駆動、sRGB 100%カバー)・2880×1800ピクセル有機EL(最大輝度400ニト、最大60Hz駆動、sRGB 100%カバー)16型モデル・1920×1200ピクセルIPS液晶(最大輝度300ニト、最大60Hz駆動)・2560×1600ピクセルIPS液晶(最大輝度400ニト、最大60Hz駆動、sRGB 100%カバー) Webカメラはプライバシーシャッター付きで、モデルによってHD(1280×720ピクセル)撮影に対応するセンサーかフルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応するセンサーを搭載している。 ポート類は左側面に電源入力端子、HDMI入力端子、Thuderbolt 4(USB4)端子、イヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にSDメモリーカードスロットとUSB 3.0 Type-A端子×2を備えている。Thunderbolt 4端子は、USB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねている。 無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)またはWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)とBluetooth 5.xに対応している(※2)。(※2)Bluetoothの対応バージョンの小数点以下は搭載するモジュールとOSバージョンによって異なる バッテリーの駆動時間(MobileMark 2018を使った自社測定値)は以下の通りとなる。・14型モデル・1920×1200ピクセル液晶構成:最大9時間・2240×1400ピクセル液晶構成:最大8時間(目標値)・2880×1800ピクセル有機EL構成:最大6時間16型モデル・1920×1200ピクセル液晶構成:最大8.5時間・2560×1600ピクセル液晶構成:最大8時間(目標値) 本体のサイズと最軽量構成の重量は以下の通りだ。・14型モデル(プラスチック構成)・サイズ:約313.1(幅)×224.9(奥行き)×17.8〜19.3(厚さ)mm・重量:約1.55kg14型モデル(メタル構成)・サイズ:約313.1(幅)×224.9(奥行き)×17.4〜18.9(厚さ)mm・重量:約1.5kg16型モデル・サイズ:約357.8(幅)×253.9(奥行き)×18.7〜20.8(厚さ)mm・重量:約2.1kgIdeaPad Flex 5 IdeaPad Flex 5は、モデルによって以下のいずれかのAPU(GPU統合型CPU)を搭載する。独立GPUを備える構成は用意されない。・Ryzen 3 5300U(3.3G〜3.8GHz、4コア8スレッド)・Ryzen 3 5300U(3.3G〜3.8GHz、4コア8スレッド)・Ryzen 3 5300U(3.3G〜3.8GHz、4コア8スレッド) その他のハードウェアの基本仕様はIntelモデルと同様だが、以下の違いがある。・16型モデルにも4GBメモリ構成が用意される・14型モデルでメタル構成を選べない(プラスチック構成のみ)・14型モデルでは2880×1800ピクセル有機EL構成がない・Thunderbolt 4端子の代わりにUSB 3.1 Type-C端子が搭載される バッテリーの駆動時間(MobileMark 2018を使った自社測定値)は以下の通りとなる。・14型モデル・1920×1200ピクセル液晶構成:最大9時間・2240×1400ピクセル液晶構成:最大8時間16型モデル・1920×1200ピクセル液晶構成:最大8.5時間・2560×1600ピクセル液晶構成:最大8時間●IdeaPad Duet 5i 「IdeaPad Duet 5i」は、キーボードを切り離せるデタッチャブル式の2in1タブレットPCだ。EMEA地域では7月に発売される予定で、最小構成の想定販売価格(キーボード付き)は749ユーロ(約9万6000円)となる。 CPUは第12世代Core-Uプロセッサで、モデルによって以下のいずれかを搭載している。・Pentium 8505・Core i3-1215U・Core i5-1235U・Core i7-1255U メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量はモデルによって4GB、8GB、16GBのいずれかとなる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって128GB、256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proをプリインストールしている。 ディスプレイは12.35型IPS液晶で、最大解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)となる。最大輝度は450ニトで、DCI-P3の色域を96%カバーし、Dolby Vision規格のHDR表示にも対応する。タッチ操作とペン入力も可能だが、ペンは別売となる。 カメラはアウト(背面)側、イン(画面)側共に約500万画素センサーを採用している。アウトカメラはオートフォーカス(AF)対応で、インカメラは顔認証に対応する。 ポート類は、USB 3.0 Type-C端子×2とイヤフォン/マイクコンボ端子を備える。USB 3.0 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねている。無線通信は最大構成でWi-Fi 6E(※3)とBluetooth 5.2に対応している。(※3)6GHz帯で通信できない国/地域では2.4GHz帯/5GHz帯のWi-Fi 6として利用可能 ボディーサイズは約288.3(幅)×193(高さ)×9.45(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約809g(本体単体)となる。本体のバッテリー駆動時間(MobileMark 2018による自社測定値)は最大11時間となる。●IdeaPad Chromebook IdeaPadブランドのChromebook(Chrome OS搭載ノートPC)は、コンバーチブル型2in1タイプの「IdeaPad Flex 3i Chromebook」「IdeaPad Flex 5i Chromebook」と、デタッチャブル式2in1タイプの「IdeaPad Duet 3 Chromebook」の3モデルが登場する。IdeaPad Flex 3i Chromebook IdeaPad Flex 3i Chromebookは15.6型コンバーチブル型のChromebookだ。エントリーモデルという位置づけで、価格も比較的手頃である。EMEA地域では5月の発売を予定しており、最小構成の想定販売価格は449ユーロ(約5万7500円)となる。 CPUは開発コード名「Japer Lake」で知られるCeleron N4500(1.1GHz〜2.8GHz、2コア2スレッド)またはPentium Silver N6000(1.1GHz〜3.3GHz、4コア4スレッド)のいずれかを採用している。メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量は4GBまたは8GBを備える。ストレージはeMMCで、容量は32GB、64GB、128GBから選べる。 ディスプレイはタッチ操作対応の15.6型IPS液晶で、解像度はフルHDとなる。WebカメラはHD解像度の撮影に対応する。 ポート類は左側面にUSB 3.0 Type-C端子、USB 3.1 Type-A端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とmicroSDメモリーカードスロットを、右側面にUSB 3.0 Type-A端子とHDMI出力端子を備える。。USB 3.0 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねている。無線通信は最大構成でWi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応している。 ボディーサイズは約362.02(幅)×248(奥行き)×18.94(厚さ)mm、最軽量構成の重量は約1.91kgとなる。IdeaPad Flex 5i Chromebook IdeaPad Flex 5i Chromebookは14型コンバーチブル型のChromebookだ。名前の通りIdeaPad Flex 5iの14型モデルとハードウェアの一部を共通化しており、スペックも比較的高めである。EMEA地域では6月の発売を予定しており、最小構成の想定販売価格は549ユーロ(約7万300円)となる。 CPUは第12世代Core-Uプロセッサで、モデルによって以下のいずれかを搭載している。・Pentium 8505・Core i3-1215U・Core i7-1235U メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量は4GBまたは8GBを備える。ストレージはモデルによってeMMC(64GB/128GB)またはSSD(256GB/512GB)を搭載している。 ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応するアスペクト比16:10の14型IPS液晶で、モデルによって以下のいずれかのスペックのパネルを採用している(ペンは別売)。・1920×1200ピクセル、最大輝度300ニト・1920×1200ピクセル、最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー WebカメラはフルHD撮影に対応している。画面のロック解除に使える指紋センサーも搭載されている。ポート類は左側面にUSB 3.1 Type-C端子、USB 3.0 Type-A端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とmicroSDメモリーカードスロットを、右側面にUSB 3.0 Type-C端子を備える。。USB 3.0/3.1 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねている。無線通信はWi-Fi 6E(※3)とBluetooth 5.0に対応している。 ボディーサイズは約315.5(幅)×229(奥行き)×19.7(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.62kgとなる。IdeaPad Duet 3 Chromebook IdeaPad Duet 3 Chromebookはデタッチャブル式の11型Chromebookで、キーボードを取り外すことでタブレットとしても利用できることが特徴だ。EMEA市場では5月に発売する予定で、最小構成の想定販売価格は349ユーロ(約4万4600円)となる。 SoCはQualcommの「Snapdragon 7c Gen 2」で、メインメモリはLPDDR4x規格のものを4GBまたは8GB備える。ストレージはeMMCで、モデルによって64GB、128GB、256GBのいずれかとなる。 ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応する11型の「2K」液晶で、アスペクト比は5:3となる(具体的な解像度は示されていない)。スタイラスペンについては、一部の市場では本体に付属する場合もあるという。 ポート類は左右側面にUSB 3.0 Type-C端子を1基ずつ備えている。これらはUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼ねている。無線通信はWi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応する。ボディーサイズは約258.04(幅)×164.55(高さ)×7.9(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約516.5gとなる。バツテリー駆動時間は最大12時間だ(Googleの制定した測定方法に基づく自社測定値)。●Lenovo Tab M10 Plus(第3世代) 「Lenovo Tab M10 Plus」は、10.61型ディスプレイを搭載するミドルレンジAndroidタブレットだ。今回登場するのは「第3世代モデル」で、モバイル通信に対応しない「Wi-Fiモデル」と、モバイル通信に対応する「LTE/Wi-Fiモデル」が用意されるWi-Fiモデルの最小構成の想定販売価格は249ユーロ(約3万1900円)となる。 SoCはWi-FiモデルがMediaTek製の「MediaTek G80」、LTE/Wi-FiモデルがQualcomm製の「Snapdragon 680」となる。メインメモリとストレージの容量の組み合わせは以下の通りで、いずれの構成もmicroSDXCメモリーカードの増設にも対応する。・Wi-Fiモデル・メインメモリ3GB+ストレージ32GB・メインメモリ4GB+ストレージ64GB・メインメモリ4GB+ストレージ128GBLTE/Wi-Fiモデル・メインメモリ4GB+ストレージ64GB・メインメモリ4GB+ストレージ128GB・メインメモリ6GB+ストレージ128GB ディスプレイは10.61型のIPS液晶で、解像度は2000×1200ピクセルとなる。タッチ操作とペン入力に対応するが、ペンは別売となる。カメラはアウト側、イン側共に約800万画素センサーで、アウトカメラはAFにも対応する。インカメラを使った簡易的な顔認証も搭載している。OSはAndroid 12をプリインストールする。 接続/充電ポートはUSB 2.0 Type-C端子を備える。無線通信はWi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応し、LTE/Wi-Fiモデルは以下の規格と周波数帯(Band)のモバイル通信も可能だ。・FD-LTE:Band 1/2/3(拡張帯域を含む)/4/5(Band 19相当を含む)/7/8/20/26/28(A帯域、B帯域両対応)・TD-LTE:Band 38/40/41・W-CDMA:Band 1/2/5(Band 6/19相当を含む)/8・GSM:850/900/1800/1900MHz帯 ボディーサイズは約251.2(幅)×158.8(高さ)×7.45(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約465gとなる。

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